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北海道大学鉄道研究会の公式ブログ

【苗穂通信】H100系が甲種後初の日中走行

2月22日の苗穂工場の様子です。

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構内試運転を行うキハ40-1772。試運転後、構内入れ替え専用機のDE15-2516に推進され、倉庫へ。

 

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構内試運転中は、付近に「試運転中です、ご注意ください。」という、作業員に注意を促す放送が流れています。

電車が試運転を行う場合、放送に加えて「試運転中」の文字が点灯し、上部の回転灯が点灯します。

 

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入れ替えに使用されたDE15-2516は、かつて道内で活躍し、籍を抜かれて機械扱いとなって苗穂で余生を過ごしています。車番は現在も掲出されていますが、既にその籍のないいわば幽霊みたいなものです。

 

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キハ40-1772以外にも、いくつかの車両を入れ替えていました。

 

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歩道橋*1から、工事中の新ホームを通過するライラックを撮影。

 

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入場回送、及び出場回送送り込みとして利用されている1191列車*2が、DE10単機で登場。1191列車が単機ということは、入場回送返却、及び出場回送となる折り返し1192列車にて何かを牽引するということです。

 

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苗穂にて待機中。

 

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1192列車*3は、DE10-1742+H100-2で運行。札幌駅にて撮影。

H100形は、2月16日の甲種輸送以来、始めての日中走行となりました。 

 

(執筆:淀ホモ/加筆:羽ロク)

*1:新駅舎に視界がおおわれていますが、その下から超望遠で撮影できます。

*2:札幌運転所(手稲)→苗穂間の不定期回送。

*3:苗穂→札幌運転所(手稲)間の不定期回送。