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北海道大学鉄道研究会の公式ブログ

夕張支線、廃線前最後のにぎわい

石勝線夕張支線は、新夕張~夕張を結ぶローカル線です。

2019年3月31日に最終運行、翌日廃線になります。

3月16日以降は、3両編成の臨時列車が1日8往復運行されています。

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新夕張で石勝線から分岐した支線は、夕張川を渡ります。

 

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夕張支線は石炭輸送用に建設された路線で、かつて貨物線が複数分岐していました。

写真は鹿ノ谷駅。各駅の広い構内から、当時の面影を偲ぶことができます。

 

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夕張駅には、連日多くの鉄道ファンが訪れています。

 

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夕張駅では、ホームの反対側に撮影場所を確保し、混雑緩和に努めています。

 

夕張市は、石炭から観光への産業転換がうまく行かずに財政破綻した街です。

今回の廃線は、公共交通再編のために市から提案されたものです。

4月からはバスが増便され、新たな夕張への“Restart”が図られます。

 

(羽ロク)