2018年3月17日のダイヤ改正を以て、キハ183系による札幌~函館間の「特急北斗(左)」が運転終了しました。
札幌と函館を結ぶ特急は、定期列車はすべて「スーパー北斗(右)」となります。
特急北斗は、国鉄型のキハ183系によって運転されてきました。
札幌~函館を3時間ほどで結び、最高130km/hで走る北海道特急の花形でした。
炎上事故などを受けて晩年はスピードダウンが図られていました。
キハ183系のうち貫通形先頭車、いわゆる「スラントノーズ」が引退する見込みです。
北斗運用に就いていたキハ183系を転属させ、老朽化したスラント車を引退させます。
今後のキハ183系は、貫通型先頭車がオホーツク・大雪のみで定期運用されます。
スーパー北斗は、キハ261系・キハ281系により運転されます。
キハ261系では近年、従来の青色塗装から白色塗装への変更が進んでいます。
キハ183系の長編成が見られるのが北斗の特徴であり、思い出深い名車の引退は寂しいものがあります。
車両の不足が心配されてきたJR北海道ですが、徐々に古参車両が置き換えられ、特急網は新たな時代を迎えました。
(淀ホモ)(羽ロク)