北大鉄研新館

北海道大学鉄道研究会の公式ブログ

No.145 特急"北斗"定期運用終了

f:id:hokudaitetsuken:20180318170119j:plain

2018年3月17日のダイヤ改正を以て、キハ183系による札幌~函館間の「特急北斗(左)」が運転終了しました。

札幌と函館を結ぶ特急は、定期列車はすべて「スーパー北斗(右)」となります。

 

f:id:hokudaitetsuken:20180318163616j:plain

特急北斗は、国鉄型のキハ183系によって運転されてきました。

札幌~函館を3時間ほどで結び、最高130km/hで走る北海道特急の花形でした。

炎上事故などを受けて晩年はスピードダウンが図られていました。

 

f:id:hokudaitetsuken:20180318170643j:plain

キハ183系のうち貫通形先頭車、いわゆる「スラントノーズ」が引退する見込みです。

北斗運用に就いていたキハ183系を転属させ、老朽化したスラント車を引退させます。

今後のキハ183系は、貫通型先頭車がオホーツク・大雪のみで定期運用されます。

 

スーパー北斗は、キハ261系キハ281系により運転されます。

f:id:hokudaitetsuken:20180318170144j:plain

キハ261系では近年、従来の青色塗装から白色塗装への変更が進んでいます。

キハ183系の長編成が見られるのが北斗の特徴であり、思い出深い名車の引退は寂しいものがあります。

車両の不足が心配されてきたJR北海道ですが、徐々に古参車両が置き換えられ、特急網は新たな時代を迎えました。

 

 

(淀ホモ)(羽ロク)