新歓ツアー旅行記&鉄道展のお知らせ
北海道大学鉄道研究会では、4月30日に新歓ツアーを行いました。
今回の目的地は、来年春に石勝線夕張支線の廃線が決まった「夕張」へ。
9時20分に札幌駅にて集合し、石勝線の始発駅千歳へ。
千歳駅に到着したところで、GW中に走っていた臨時北斗(キハ183系)を撮影しました。
先頭車がuシート*1のF-1009と、日高色*2のキハ40系が並びました。
私たちは日高色の列車に乗り、一路夕張を目指しました。
石勝線に入ると牧場が広がり、車内にも土の匂いが充満してきます🐄
また、石勝線では駅や信号所にスノーシェルターがあり、降雪時でもポイントに雪が詰まらないようになっています。
新夕張から夕張支線に入ります。
南清水沢は、廃止後にバスの結節拠点(ターミナル)が建設されます。
12時26分、終点の夕張駅に到着。
ホテルマウントレースイへのスキー客需要を見込んだのが、現在の夕張駅(3代目)です。
レースイ内の中華料理屋で昼食を食べ、夕張を歩きました👣
市街地にはキネマ通りがあり、映画の看板が残されています。
2代目の夕張駅は、市街地の市役所付近にありました。
さらに奥に進むと、石炭博物館があります。
石炭輸送のために敷設された鉄道ですので、初代夕張駅はこの近辺にあったのです。
石炭博物館はGWにリニューアルオープンされており、展示が充実していました。
そして、エレベーターを降りると、体験坑道が広がっています。
長いトンネルを進み、石炭が掘られていた様子を実感することが出来ました。
夕張支線は往復ともに日高線色の車両でした🌊🚃🐴
— 北海道大学鉄道研究会(公式) (@hokudaitetsuken) April 30, 2018
夕張は石炭の採掘で発展し、エネルギー転換後は観光開発を進めるも財政破綻し、現市長の下で復興を続ける市です。
新入生の皆さんと夕張を歩き、様々なことを感じ取れたツアーになりました。(羽ロク)(松ユキ) pic.twitter.com/HLcNlnF7ke
さて、北大鉄研では今年も楡陵祭(北大祭)に出展します。
今年のポスター特集は、夕張支線を含む「道内の維持困難路線」です!
皆様のお越しを、会員一同お待ちしています!
(羽ロク)