上記記事の続報です。
前面及び車内の表示器が更新され、試運転が行われていた札幌市交5000系504号車が、2018年2月18日より運用に入っているのが確認されました。
運番表示が小さくなり、また行先の駅ナンバーやその背景の緑色(南北線の路線カラー)、英語表示などの要素が追加されています。
駅ナンバーや路線の色が表現されていることから、他の路線でも表示器の更新がされる可能性がありますね。
(淀ホモ)
かつて北大鉄研別館には、苗穂通信というコーナーがありました。
このコーナーでは、苗穂駅西側にあった歩道橋からの撮影写真が多くなっています。
しかし現在では、苗穂駅を西に移設する工事が進められています。
現在は駅舎が南側にのみ設置されており、線路により南北が分断されています。
そこでアリオ札幌・サッポロファクトリーへの利便性・回遊性向上のため、駅ホームを移設して南北を結ぶ橋上駅舎が建設されているのです。
平成30年度の開業に向けて工事していますので、来年3月に移設されるでしょう。
跨線橋に並行して橋上駅舎が建設されており、その下では新ホームの建設が進んでいます。
新ホームの外側を函館本線の列車が通過していきます。
右奥には苗穂駅旧ホームが見えます。
跨線橋と駅舎が並行して敷設されています。
JRタワーとライラック。かつて青函間を走っていた789系0番台が札幌へ顔を出すのは今でも新鮮です。
現在の跨線橋から見る、苗穂工場です。建設中の駅舎に遮られてうまく見られません。
新駅舎が完成すれば、ガラス越しに苗穂工場がまた見られるようになるでしょう。
アリオ前には踏切もあり、こちらは撮影地となっています。
アリオ前には巨大な空間が広がっていますが、ここには交通広場が整備されるでしょう。アリオ札幌行のバスがこちらの交通広場で折返するようになるかもしれませんね。
斜めにアクセスできるようになれば苗穂駅からアリオまで徒歩数分で行けるようになります。完成が楽しみです。
(羽ロク)
はじめまして。北海道大学鉄道研究会ではこの度、公式ブログを開設しました。
別館(@wiki)で行っていた「ミニコーナー」というブログを、こちらで公開します。
例会で発表された写真など、活動記録も公開できればと思います。
さて2月15日に、札幌市営地下鉄南北線504編成の試運転が実施されました。
麻布駅1番線にて撮影。*1前面の行先表示器がフルカラーLEDに変更され、「試運転」表示の下には赤いアクセントラインが表示されていることが分かります。
今回の試運転では、ドア上LED表示器のフルカラー化が確認されました。
南車庫が自衛隊前駅にあることから、今回の試運転では車内表示器では自衛隊前行を表示して動作確認していると思われます。
斜線や星形など、液晶に準じた凝ったデザインがなされていることが分かります。
ひらがな、英語、中韓という順序で、行先の四か国語表記がされています。
女性専用車の案内がスクロール*2されています。情報スクロール中は、行先が上段に表示されます。
南北線5000形は、 第1編成から第17編成までが20世紀末に製造され、ドア上には3色LEDによる表示器が設置されていました。
一方の第18編成から第20編成(新5000形)は2010年前後に増備され、ドア上には液晶表示器*3が設置されています。
今回の改造によって、従来の5000形の情報案内を、新5000形の水準にまで改善する意図があったとみられます。
そして今回は液晶表示器への変更ではなく、LEDのフルカラー化改造が選択されました。
今後も同様の改造が増えていくのでしょうか。営業運転が楽しみです。
(羽ロク)