【がんばれ受験生】新千歳空港から札幌までのアクセス 2024年入試版
北海道へようこそ!北海道大学鉄道研究会です。今回は、新千歳空港に降り立った受験生並びに保護者の皆様に、札幌市へのアクセス方法を紹介したいと思います。
①鉄道
まず紹介するのは鉄道で札幌駅にアクセスする方法です。新千歳空港駅からJRの列車を使えば、一本で札幌駅に行くことが可能です。列車は新千歳空港の地下1階から発着しています。料金は片道1,150円です。全国の交通系ICカードが使用可能です。6両編成のうち1両は指定席uシートのため、注意が必要です。札幌駅は札幌市の一大ターミナル駅で、地下鉄への乗り換えも可能です。札幌駅周辺にホテルを予約している方に特におすすめです。
②高速バス
次に紹介するのは高速バスです。新千歳空港の1階からは、高速バスが発着しています。ANA(AIR DO、peach、IBEXも同じ)やJAL(スカイマーク、FDA、SPRING JAPAN、Jetstarも同じ)の到着口の近くにそれぞれ乗り場が設けられています。料金はほとんどの行き先で片道1,300円です(往復券や4枚綴りの回数券があるので、気になる方は北海道中央バスのホームページをご覧ください)。交通系ICカードは北海道中央バスが運行するバスのみ利用可能です。行き先は札幌都心や北24条駅など多岐にわたっており、すすきの、大通公園、北24条駅周辺にホテルを予約している方は、直接最寄りの停留所にアクセスできるのでおすすめです。
これより下は、札幌周辺が大雪に見舞われ、
上2つの交通手段の利用が困難になった場合にも活用可能な交通手段です。
ご注意ください。
③タクシー
新千歳空港の1階からタクシーを利用できます。注意点は、新千歳空港から札幌市の端(札幌市営地下鉄の福住駅)までもおよそ40kmあり、タクシー代が相当かかってしまうことです。また、同じことを考える方は一定数いるので、タクシー待ちも長蛇の列となってしまいます(一昨年がそうでした)。高速バスが完全に運休になることは考えづらいので、大幅に遅延し、こちらも順番待ちの列が長い高速バスと比べて、利用する価値があるかどうか考えてみてください。
④苫小牧に出てからタクシー
こちらもタクシーを利用することには変わりないのですが、先ほどの方法とは少し異なる点があります。それは、新千歳空港の南にある苫小牧市に一度出てからタクシーを拾うという点。一見新千歳空港からタクシーを利用するのに比べて、より多くの料金がかかるだけではないかと思われがちですが、この方法にもメリットがあります。まず、新千歳空港から苫小牧へ路線バスが出ていることです。新千歳空港以北(札幌市方面)に比べて降雪量が少ないので、路線バスも運休しにくいです。そして最大のメリットは、苫小牧からならタクシー待ちの列もそれほど長くならないということです。デメリットは、前述のとおり新千歳空港からタクシーを利用するより多くの料金がかかってしまうこと、苫小牧のタクシーが札幌市まで客を運んでくれるとは限らないということです。この点に注意が必要ですが、うまくいくと新千歳空港から最も早く札幌市に向かう方法になるかもしれません(ちなみに一昨年の受験時に、現会員の1人がこの方法で札幌にたどり着いています)。
⑤路線バスを乗り継ぐ
最後に紹介する方法は、新千歳空港から千歳駅を経由し、札幌市営地下鉄の福住駅まで路線バスのみで移動するという方法です(この記事を作成している私を含めて2人が、一昨年の受験時にこの方法で札幌にたどり着いています)。この方法のメリットは、大雪時にも比較的運行する傾向にあることと、タクシーほどはお金をかけずに札幌に向かうことができる点です。一方のデメリットは、渋滞に巻き込まれやすく、非常に長い時間がかかってしまう点(これは高速バスやタクシーにも共通していますが…)、長時間座ることを想定されていない普通の路線バスなので、体への負担がかなりかかってしまう点、地域住民も利用するので特に混雑しやすい点です。この方法で私は5時間ほどかけてホテルに到着しました。かなり尖った方法ですが、一考の余地はあるかと思います。
まとめ
基本的には、JRか高速バスの2択になるかと思われます。両者にメリットがあるので、これを参考に最適な方法を選んでいただければ幸いです。受験生皆さんが無事に札幌に到着し、試験に全力で臨めることを会員一同お祈りいたします。
(北ツク)(釧ムラ)